シリアは2014年3月に行なわれたクリミア自治共和国のロシアへの再編入についての住民投票の結果を認める。シリア議会のハディヤ・アッバス議長はスプートニクからのインタビューにこう語った。
「クリミアで起こったことは次のようなことであった。この土地はもともとソ連の一部をなす構成体だった。だがソ連崩壊から現在に至るまでに起きた複数の事件が理由となり、クリミアの住民投票で市民が自由な意思表明を行ない、この中でクリミア半島住民の関心が直接的に反映された結果、この構成体は源流(ロシア連邦)に戻ることとなった。住民らは自国と統一する決定を採った。これがつまり起きたことの全貌である!」シリア議会のアッバス議長はこう語った。
シリア議会のアッバス議長はシリアとロシアの関係をあらゆるレベルで拡大する作業に取り組む構えを確認した。
2015年、ジャパン・タイムズ評論員として執筆するグレゴリー・クラーク氏は、「クリミアはいつの時代もロシア領であり、今もロシアであり続けている」と語った。