探査機ニュー・ホライズンズ、冥王星で雲を発見

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探査機「ニュー・ホライズンズ」から地球に送られてきた新たな写真が、冥王星の希薄な大気中に雲が存在することを示した。米コロラド州ボルダーのサウスウエスト研究所の、ニュー・ホライズンズの主任研究員アラン・スターン氏が、米パサデナで行われた惑星科学カンファレンス「EPSC-DPS」で発表した。

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スターン氏が指摘したところ、氏のチームはニュー・ホライズンズの最新の写真の中に、冥王星の希薄な大気中に雲が存在しており、それはおそらく窒素及び炭化水素の結晶から成ることを示唆するものを発見した。学者たちはまだ決定的な証拠を発見できていないが、同氏によると、発見のためにはおそらく新たな探査機を冥王星に送る必要があるという。

雲の存在の示唆以外にニューホライズンズの研究チームは、惑星の最も明るい領域の反射率を測定し、その領域は太陽系で最も「輝く」物体だと示すことに成功した。学者が説明するところ、これは、この領域の冥王星の表面は絶え間なく更新されていることを意味しており、冥王星の核は地質学的見地からみれば、「生きて」いるという説を証明する。

先に伝えられたところによると、メインエンジン噴射のためのヘリウムチェックバルブに不具合が発生したため、ジュノーの軌道変更を延期した

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