専門家のミハイル・クルチヒン氏は次のように述べた。
「私の意見では、需要と供給を見る限り、今のところ、来年は以前の指標である1バレル=45ドルに近づくという風に描かれている」
しかし同時にクルチヒン氏は、もし中国で需要低迷が起きなければ、原油平均価格は1バレル=50ドルに上る可能性があると指摘し、「もし中国が新規の戦略石油備蓄の第2段階を満たしながら、第3段階の施設建設を始めないという、経済成長でのサプライズを持ち込んだ場合、それは原油価格への圧力となることを我々は見るだろう」と述べた。
氏の意見では、1年の間、市場では100万から150万バレルの超過需要が維持されるという。
10月20日のデータによると、ブレント原油はロンドンICEで1バレル=51.48ドルほどで取引されている。
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