NHTSAの発表によれば11人目の犠牲者となったのはカリフォルニア州の50歳の女性。9月30日、ロサンジェルスでの事故で死亡している。
タカタ社は2014年、同社製のエアバックが自動車の走行中に突然作動する事故が相次ぎ国際的なスキャンダルの只中に立たされた。エアバックを膨らませる火薬に問題があり、エアバックが作動した際に乗車している人物に金属片が当たる危険性がある。
米国交通省は2015年、タカタ社に対し7千万ドルの罰金を科しており、事故が再発した際はさらに1億3千万ドルの罰金を科すと警告していた。
9月、ホンダ自動車がタカタ社製エアバックの不具合が原因で日本で66万8千台の回収に踏み切った。