家庭内暴力と女性に対する憎悪に基づく犯罪の問題は同国ではあまりに一斑かしており、法的用語として「フェミサイド」つまり女性殺害という言葉が使われるほどだ。
今回の抗議行動は海岸沿いの町メル・デ・プラタで今月拉致・暴行を受けた女子生徒ルチア・ペレスさんの事件が引鉄となった。
また、もう女性が男性の暴力を受けることがないようにという意味で、ハッシュタグ #NiUnaMenos(もう一人の女性たりとも)でも女性たちの団結が訴えられた。
「フェミサイドの件数は常時増大しており、しかもより残酷になっている。この2週間だけでも19件の報告があった」と最高裁判事エレナ・ハイトン・デ・ノラスコ氏。
こうしたデモ行進はアルゼンチンの他の都市ならびにメキシコ、エルサルバドル、ボリビア、チリ、パラグアイ、ウルグアイなど他の南米諸国でも行われていると同紙。
先に伝えられたところによると、ユタ大学の米国人学者たちは、男性の攻撃性の原因の一つを発表した。