米政府はロシア政府に対して、サイバー空間とシリアという2つの前線において攻撃的な政策を取っている。しかし、米国のロシアへの、ハッキングに関する全ての非難は「確信」に基づいており、ホワイトハウスはいかなる証拠を提出することもできないと記事の著者は述べている。
記事では、現在、露米関係は冷戦終了後の緊張関係のピークを迎えており、米国は1歩引き下がるべきだと強調されている。
しかし譲歩の代わりにマーク・ミリー米陸軍参謀総長は、米国は同国を脅かすもの全てを止めることができ、「誰もしたことがないような攻撃を敵にする」との声明を出した。
筆者の意見によると、このような発言は米国がダーイシュ(イスラム国、IS)との戦いで直面している問題に照らし合わせると、あまりにも楽観的過ぎるように見える。