「サルマト」が登場するやいなや、サン紙など西側の大型紙はこぞってこれで「核地獄」になると断言した。
「専門家らは、第3次世界大戦でも始まろうものなら、プーチンの『サタン』は米国の東海岸など地球の表面から数分間で剥ぎ取ってしまうと警告している。」サン紙の記事にはこうした記述がなされている。
サン紙がこうした記事の根拠にしたのは米国の経済政治評論員ポール・クレイグ・ロバーツ氏のコメント。ロバーツ氏は別の記事の中でこうしたミサイルを使用すればニューヨークなどほぼ全滅し、イースコートも5-6分で全部が破壊されると書いている。
— MosTechno (@mostechno) 24 октября 2016 г.
英国デイリーメール紙もRS-28を「西側にとって最も深刻な警告」と呼び、さすが英国の新聞らしく「『サルマト』は地球の表面から米イーストコートではすでになく、英国およびウェールスを剥ぎ取る」と「剥ぎ取る」位置を自国に移して表現。
米ニューヨークポスト紙も「恐怖を運ぶ核ミサイル『サタン』は地球上に地獄を創造できる」と書きたてた。
このように西側タブロイド紙は、ロシアの国立マキーエフロケット設計局のサイトに現れた「サルマト」の研究開発用の図にこれだけの反応を示した。
RS-28「サルマト」の軍備予定は2018年から。
先に米ニューヨーク・タイムズ紙が伝えたところでは、米国は、ロシアが間もなく新たな巡航ミサイルを装備に採用する可能性があると危惧している。