ニュージーランドの提出した決議案はシリアのアレッポの状況で2つのイニシアチブが失敗した後の妥協案となりうる内容で、「一般市民を死に至らしめ、民間のインフラを破壊しうるアレッポへの全ての攻撃を空からのものも含めて完全に停止する」要求を含んでおり、また48時間の「人道停戦」、医療非難、政治プロセスの復活を行う呼びかけがなされていた。
ヴァン・ボヘメン国連大使は、今週行われた決議案の討議で「一方の側が我々の案に書かれた主要なパラグラフ(「攻撃停止」を示した部分、編集部注)はアレッポ東部へのあらゆる空爆を停止させるものであるため許可できないと言い、別の側は決議案はあらゆる空爆を停止させるものではないから許可できないと主張した」と語っている。
ヴァン・ボヘメン国連大使は「決議案はここ数週間で3度も失敗しているがこれは誰の利益にもならない」と指摘した。