米国マスコミの調べでは、盗まれた資料の中には米国の違法スパイの名前も含まれていた。マーティン容疑者の弁護士らの説明では、同容疑者は情報の蓄積と研究への熱意にかられ、特務機関の職員としてのキャリアアップを図るために文書を自宅に持ち帰っていた。米国政権の調べでは、マーティン容疑者の盗んだ資料は米国の軍事作戦の機密資料もふくめ、およそ5億枚にのぼる。
マーティン容疑者はスノーデン氏も協力関係にあったコンサルティング企業「ブーズ・アレン・ハミルトン」社からの出向だった。マーティン容疑者は、ロシア、中国、イラン、朝鮮民主主義人民共和国の政府のネットに侵入するために開発されたシークレットコードも解明し、盗んだ疑いがもたれている。