遺体またはそれを載せた機器が何千年もをかけて星間空間を旅した果てに惑星に到着し、ある条件のもとで生命を誕生させるかもしれない。
超低温など極端な条件で微生物が生存するかどうかを調べる研究により、人体(たとえ遺体であっても)中の細菌が十分長期間生存能力を維持する可能性があることがわかった。
超低温など極端な条件で微生物が生存するかどうかを調べる研究により、人体(たとえ遺体であっても)中の細菌が十分長期間生存能力を維持する可能性があることがわかった。
ただし、生存にはいくつかの基本的な条件が満たされている必要がある。
まず、宇宙飛行士の遺体は惑星の表面にこれを輸送することができる宇宙機器の中に収容されている必要がある。
第二の重要な要因は到着までに要する時間。微生物は宇宙空間で何千年もの間生き残ることができるが、おのずから限界がある。星間空間を旅する期間が数百万年に及ぶ場合は生存の可能性は非常に小さくなるという。