科学者らは鳥が互いに衝突しないわけを理解できたようだ。直行しようとするとき、彼らは右に進路を変える。インディペンデントが伝えた。米国、フランス、ロシアなどの国における右側通行の運転手と同じように、セキセイインコなどの鳥は前方に障害を見たときも右に進路を変える。
オーストラリアのクイーンズランド大学の教授マンディヤム・スリニワサンによれば、「鳥たちは衝突の危険を最小限に抑えるための基本的なルールや飛行戦略を開発する強力な進化圧力を受けたようだ」とのこと。
これまでの研究ではこのような行動特性は分からなかったという。「我々のモデリングにより鳥が常に右に進路を変え、時には高さを変更することが分かった」という。
実験では、トンネルの両端から互いに向かって飛ぶように解き放たれたセキセイインコなど数ペアの飛行経路がカメラで撮影された。 10種類の鳥に100回以上飛行させても「事故」は一度も起きなかった。
先に伝えられたところによると、ロシア・ボリシャク記念古生物学研究所の学者ニキータ・ゼレンコフ氏は初めて、シベリアでオウムの化石を発見した。