10月、トランプ氏は、対抗馬である民主党のヒラリー・クリントンに反対するよう向けられた政治広告に、1000万ドルを費やしている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、11月8日までの選挙までに、有権者が依然としてどの候補に投票するか未定である州で行うアジテーションのために、トランプ氏は2500万ドルを費やす予定だ。
これら金額を考慮すると、トランプ氏は全部で6600万ドルを選挙運動のために費やすつもりだ。これは最初に宣言された額である1億ドルより非常に少ない。
政治評論家・米国学者のミハイル・タラトゥタ氏は次のように述べた。
「フォーブス誌の企業ランキング100以内の企業のうち、ただの1社もトランプ氏に資金を渡さなかった。それに対し、2012年大統領選共和党候補者である、ミット・ロムニー氏の資金の30%が、大企業の寄付金で成っていた」