研究は、自動運転車の普及に伴い、自動車部門の保険料は急激に減少すると示している。一方、日本の保険会社は、それと同時に、自動車修理の値段が上がり、保険契約の新たなリスクとタイプが現れると示している。
三井住友海上火災保険 自動車保険部商品企画チーム兼商品本部次世代開発推進チームの坂下秀行課長は、ロシア語からの翻訳では、次のように述べた。
「自動運転車と伝統的な、運転手付きの車が共存するようになる時、予期せぬ事故が起こる可能性がある。我々は、サイバー攻撃に対する保険など、新たなタイプの保険商品の割合は本質的に伸びるとみている」
三井住友海上を含む日本の大手保険会社は、新たな自動車技術の研究をもとに新たな保険商品を開発するユニットを創設した。
また、自動運転車と関係する人全てにとっての1番の問題は、事故の際の責任の所在だ。
東京海上日動火災保険 営業企画部マーケティング室グローバルマーケティンググループ担当課長の沓沢一晃氏は、ロシア語からの翻訳では、次のように指摘する。
「仮に自動運転車が完全に作られたとしても、もし消費者がその安全性に十分に確信しなければ、そこに意味はない。このような車は、リスクに対するはっきりとした保険システムが現れた後になってのみ社会に受け入れられる」
先に伝えられたところでは、テスラ・モーターズは、自社の車が無人で街を走っている動画を公開した。