報道によればJBICは欧米企業が撤退したプロジェクトには今後融資を行わない。JBICはさらに、こうした「禁止」プログラムが日本の民間の金融組織11行からも融資を受け取っていないかどうかも確認する。この措置について「レンブラー・ニュースサービス」は、米国との軋轢を避け、欧州の対露制裁の矛盾しないためのものだろうとの見方を示している。
10月22日、ロシアのズベルバンク(貯蓄銀行)は今年末までにJBICから40億円の貸与を受け取ることが明らかにされていた。これらは極東のナホトカ近くのヴォストーチヌィ港の運営会社に対し、石炭運輸用の必要なプラント購入資金として融資される手はずになっていた。