この世にも珍しい自然現象は、大雪後、急に温かくなり強い風が吹いたあとに起こった。ロシア北極・南極学術研究所の専門家達は、風の影響、海岸線の形、気温といった要因が重なって、こうした氷玉が形成されたのだろうと見ている。
研究所の広報官を務めるセルゲイ・リセンコフ氏は「これは、いくつかの条件が組み合わさり、氷が転がってああした球状になるという非常に珍しい現象だ」と指摘した。
ЯМАЛ.Обская губа. Редкое природное явление- ледяные шары. pic.twitter.com/MLkdaRGa5M
— Север Крайний (@NadymP) 3 ноября 2016 г.
この氷玉出現のニュースは、瞬く間に広まり、オビ湾の岸辺は今や地元住民の名所になっており、多くの人が訪れ氷玉を背景に記念写真を撮ったりしている。