先に、本名を明かさず「ジェーン・ドウ」(身元や姓名不明の女性に用いる名前)と名乗るこの女性は、トランプ氏と億万長者のジェフリー・エプスタイン氏を、未成年者レイプの罪で訴えた。彼女によれば13歳の時、エプスタイン氏の家で催されたパーティーで二人にレイプされたとのことだ。一方トランプ氏自身はこの訴えを否定し、彼の弁護士アラン・ガルテン氏も、選挙に悪影響を与えたいと思っている誰かが「完全にでっち上げたものだ」と反発した。
昨日夕方、原告側の弁護士は、ニューヨーク連邦地裁で原告の申し出により、裁判停止の手続きをとった。
先に約10人もの女性が、セクシャルハラスメントでトランプ候補を非難した。しかしトランプ氏本人は、こうした非難を事実に反した作り話であるとし、選挙後、そうした女性達は責任を問われるだろうと約束している。