目撃者の証言では初めに道路の2箇所で丸い穴が開き、それが広がり始め、最終的に5車線分の幅で道路が陥没した。陥没した付近の地区では家屋への送電が止まり、福岡空港も一部停電している。
地元警察の発表では陥没した地区の地下では地下鉄の延伸のための修繕工事が行われていたが同日朝、トンネル坑内に水が勢いよく流れ込み、作業は中断されていた。
これによる犠牲者はでていないものの、警察は2次災害の防止のために福岡駅周辺の交通規制を行い、福岡市も現場付近の建物内に残った市民の避難にあたっている。地下鉄の工事で建物の下を流れる地下水の地層にぶつかった恐れが指摘されている。
こうした事態も福岡空港の離着陸には影響せず通常通りの運航、チケットの販売が行なわれている。