調査では、石油市場の長引く需要と供給の不均衡、過去の「価格ショック」の経験が、恐らく2020年までは原油価格の大幅な上昇に期待できないことを示していると指摘されている。
起こりうる可能性のあるシナリオによると、2010年代末までは、1バレル=60ドルの水準になるとみられている。
なお予測期間中に100ドルを超えるのは、好調に発展した場合のみとなる。その場合、原油価格は2030年までに1バレル=90ドル、2035年までに103ドル、2040年に107ドルに達するという。
原油の関連ニュースはこちら。