豪州、無線マニアがディスパッチャーに扮して機体降下を指示

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豪州のメルボルン出身と思われる無線マニアがいたずらで、地元の空港への着陸態勢に入っていたヴァージン・オーストラリア航空のパイロットに交信し、機体の降下の停止命令を出した。パイロットはいたずらに気づかず「命令」を遂行してしまった。地元のシドニー・モーニングヘラルド紙が報じた。

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「命令」を素直に聞いてしまったパイロットは機体高度を1.2キロ上昇させ、メルボルンの北西地区上空を旋回し始めた。幸いなことにこの事件による犠牲者はでなかったが、懲りない無線マニアはこの後、今度は空港に電話をかけ、軽量航空機のパイロットになりすまして自分の操縦する航空機のエンジンが故障したと救難支援を要請した。この男性は数日間にメルボルンの2つの空港に対して合計で15回もこうした迷惑電話をかけていた。

現在、警察は迷惑電話をかけた犯人を捜索中。犯人には逮捕されれば最高で懲役20年の刑が待っている。

これより前、航空産業界に存在する、27年もの間、1機も飛行機を飛ばしていない謎の幽霊会社についてのニュースが報じられている。

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