トランプ氏の勝利は、マスメディアと彼自身が公表している投票結果が裏付けている。
トランプ新大統領は、勝利演説の中で「米国は、国を分裂させている傷を癒す時が来た。米国人のためのより明るい未来を私は欲している」と述べた。
トランプ新大統領は、ニューヨークで支持者を前に、次のように演説した-
「我々は、道路や橋、トンネル、空港そして病院を建て、国のインフラを復活させるだろう。我々は、この仕事に何百万もの米国人を引き込んでゆく。」
また新大統領は、米国の利益をすべてに優先させると約束し、国際舞台においては「あらゆる国民や民族と共に正直に行動してゆくつもりだ」と伝えた。
一方民主党のクリントン候補は、すでに自らの敗北を認め、トランプ氏に直接電話をかけ、彼の勝利を祝福した。
トランプ氏は、支持者に対し演壇から「今クリントン氏から電話をもらったばかりだ。彼女は我々の勝利を祝福した」と伝えた。
これに答えトランプ氏は「大変激しい選挙戦だった」とクリントン氏を称え、その「ヘビー」な戦いぶりを指摘した。また彼は「米国人は彼女の国への奉仕に恩義をこうむっている」としてクリントン氏の役割を評価した。
なおトランプ氏は演説の中で「大統領としてアメリカン・ドリームの刷新に取り組むつもりだ。米国人一人一人が、自分のポテンシャルを実現できるようにしたい。忘れられた人々が、もう忘れられることはない」と明言した。