メラニアさんは、トランプ氏の三番目の妻で、社会主義国ユーゴスラビアで生まれ、16歳の時から、さまざまな新聞雑誌のためのモデルとして働き始めた。キャリアの初期には、女性向けというよりも男性向け雑誌に、しばしばオープンな姿で登場し人気を集めた。しかし結婚後、彼女はカメラの前に美しい肢体をさらすのはやめた。しかし彼女は、2000年に雑誌Sports Illustratedの「ミス・ビキニ」に選ばれている。
© AFP 2023 / Robyn Beckトランプ大統領夫人メラニアさん
トランプ大統領夫人メラニアさん
© AFP 2023 / Robyn Beck
メラニアさんが、トランプ氏と知り合ったのは、ニューヨークのあるパーティーだった。トランプ氏は夫人と出席していたが、その事は、この影響力を持った大富豪が彼女のそばに近づき、電話番号を聞き出す妨げにはならなかった。
© AFP 2023 / Gabriel Bouysトランプ大統領夫人メラニアさん
トランプ大統領夫人メラニアさん
© AFP 2023 / Gabriel Bouys
しかしトランプ氏は門前払いを食わされてしまう。とはいえさすがトランプ氏、仕事上の地位を利用して、彼女を振り向かせようと試みた。彼は、メラニアさんのキャリアアップを助けることに全力を尽くした。そして有名なラジオ番組の生放送で、自分の愛を告白したのだった。
They're problematic, but Melania's Dior Haute Couture wedding gown 🔥🔥🔥🔥 pic.twitter.com/OzfZP3AHtJ
— Hillary's Pantsuit (@sheikhofchic) 14 октября 2016 г.
世論調査によれば、もしトランプ氏が大統領選に勝利したら、メラニーさんは歴史上最もセクシーなファーストレディになるだろうと予想されていた。なおこれまで最もセクシーなファーストレディと言われてきたのは、フランスのサルコジ前大統領の夫人カーラ・ブルーニさんである。
📷 Beautiful Melania Knauss Trump for Sports Illustrated shot by Antoine Verglas https://t.co/zWq5VOKI39
— antoineverglas (@antoineverglas) 13 января 2016 г.
メラニアさんの結婚式は、それにふさわしい豪華なものだった。英国のデザイナー、ジョン・ガリアーノ氏デザインの有名なディオールのウェディングドレスは、20万ドルもするもので、その重さは20キロもあった。また巨大なウェディングケーキは3千本のバラで飾られていた。
2010年2月、メラニアさんは、自身のデザインによるジュエリーコレクションを立ち上げた。トランプ氏は「美しい妻に今、心の慰めになるものがあって嬉しい」と語っているそうだ。
© AP Photo / Kevork Djansezianトランプ大統領夫人メラニアさん
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© AP Photo / Kevork Djansezian