現在、沖縄には、日本における米軍部隊及び軍事施設の多くが置かれており、翁長知事は、地元県民の支持を背景に、その削減を強く求めている。
翁長知事は、トランプ氏について「新しい発想の政治を考えているのではないか」と指摘し、名護市辺野古への新基地建設を巡り政府と沖縄側が対立する状況の中、「私どもの意見を聞いて頂き、どのように判断するか沖縄側としては期待したい」と述べ、新大統領との面会を求める考えを示した。
沖縄県は、日本の総面積のわずか0,6%の広さしかないが、駐日米軍施設の74%が集中しており、日本に駐留する米国軍人の半分以上が居住している。