海外での円安が進み3か月ぶりに106円台後半

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時事通信によると、10日の米欧外国為替市場では、米大統領選の結果判明を受けたリスク回避姿勢の後退でドルを買い戻す動きが続き、円相場は7月下旬以来106円後半まで下落した。

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ニューヨーク時間午前9時現在は106円60~70銭と、前日午後5時比99銭の円安・ドル高。

11月9日に米大統領選の開票時、共和党トランプ候補勝利への警戒感から比較的に「安全資産」とされる円が買われ、一時1ドル当たりの101円台前半まで急伸した。しかし、トランプ候補は勝利宣言スピーチした後にひとまず不安が解消された上、インフラ投資拡大など同氏の政策に期待感が広がり、世界的に株価が上昇した。投資家のリスク選好姿勢が強まり、ドルを買い戻す動きが活発化している。

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