イスタンブールのアジア側にあるカドゥキョイ地区に設置された小さな銅像は、変わった行動で人々の記憶に残った猫に捧げられている。猫は生前、「考え込むようなポーズ」で道路脇に長く座っていたのだ。猫はトムブリ(おデブちゃん)というあだ名を与えられた。夏、市民と旅行者に愛された猫は亡くなり、11月4日には銅像が建てられた。
わずか1ヶ月後には銅像の猫は姿を消し、全世界の人々の怒りを買った。おそらく、この反応が盗人たちにどうすべきか考え込ませたのだろう。そして、11月の夜の帳の下、盗人たちは猫を元の場所に戻した。