13日、モルドバで大統領選挙が実施され、社会党のイーゴリ・ドドン党首が首位に立っている。
ブルガリアの大統領選挙では、社会党の支持を受けたルーメン・ラデフ将軍が勝利を確実とした。
ドドン氏は、選挙前にウォール・ストリート・ジャーナルに送った書簡の中で、「私はモルドバとロシアの関係を大きく改善させる。この関係は国の住民にとって非常に重要だ」と指摘した。
またラデフ氏は、対ロシア制裁の解除を支持している。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、モルドバとブルガリアでの選挙結果について、「ソ連崩壊後に中欧と東欧の編成替えを手助けしたEUのセメントに広がる亀裂を物語っている」と指摘した。