米国では連邦最高裁が重要な役割を担っている。最高裁のこれまでの判例の中には、権利として中絶を合法化(1973)、同性婚の承認(2015)などがある。
トランプ氏はテレビ局CBSの番組「60 Minutes」で、同性婚について質問を受け、「これは重要ではない。なぜなら問題はすでに解決されているからだ。これは法律だ。最高裁によって決定された。すなわち、これにはすでに終止符が打たれている」と述べた。
なおトランプ氏は中絶の問題については、任命された裁判官らは再び命を選び中絶に反対するだろうと指摘し、「中絶に関してだが、(その合法化の決定が)見直されるならば、問題は再び州に移される」と述べた。