報道によれば、ダロッカ英国大使の職務メールにはいかに英国がトランプ氏に働きかけ、英国の国益を守るよう仕向けるかについての計画が書かれていた。
英国側がトランプ次期米大統領に影響を講じようと狙っている分野はNATO、イラン、ロシア、移民といった問題。しかも「最大限極端な視点」をトランプ氏にはめ込もうとしている。
インディペンデント紙はこの書簡をここ数日、トランプ氏をなんとかして「魅了」しようと躍起になっている英国指導部の行為と関連させている。特にメイ首相などはトランプ氏との電話会談を実施しており、ジョンソン英外相もトランプ氏の勝利を討議したEU諸国との非公式外相会合を自分はボイコットしたと語っている。