なおペスコフ報道官は、ウリュカエフ氏の拘束についてプーチン大統領に報告されたか否かについては言葉に詰まった。
ペスコフ氏は15日にかけての深夜、「これは非常に深刻な容疑で、非常に重要な証拠が求められる」と述べた。
なおペスコフ氏は、今回の出来事が国の投資イメージに打撃を与える心配はないか?との問いへの回答は控え、「いずれにせよ、何かを決定できるのは裁判所だけだ」と強調した。
またペスコフ氏は、ウリュカエフ氏の拘束についてプーチン大統領に報告したか?との問いには、「今は夜中だ。大統領に報告するべきかどうか私にはわからない」と述べた。
先に捜査委員会は、国営石油会社「ロスネフチ」が石油会社「バシネフチ」の株式の過半数を取得するのを可能とした経済発展省からの肯定的な評価の見返りに、経済発展相が2016年11月14日に約200万ドルの賄賂を受け取った疑いが持たれていると伝えた。
捜査委員会はウリュカエフに対する強制措置の選択について裁判所に陳情を出したが、措置の具体性については捜査委員会広報部のペトレンコ部長代行は明らかにしていない。