16歳のメドベージェワ選手は、SPをノーミスで滑り、78.52点をマーク、2014年に日本で開かれた世界選手権で浅田真央選手が記録した歴代最高得点にわずか0.14点及ばなかった。
フリーでは、2016年1月にブラチスラバで開催された欧州選手権以来はじめてジャンプを失敗し、トリプルルッツで転倒した。しかしこのようなミスにもかかわらず、メドベージェワ選手は圧倒的強さで優勝し、10月末にカナダのミシサガで行われた第2戦スケートカナダに続き、グランプリシリーズ2度目の勝利を果たした。
グランプリファイナルは、仏マルセイユで12月8-11日に開かれる。
メドベージェワ選手は転倒について、必要な時に力を振り絞るのを助けてくれるとし、「ミスは集中が少し途切れたことと関係しているの。技術とは全く関係ないわ。ミスは私を怒らせたの。現実が示すように、ミスはそれをなくす過程でさらに良くなるために生じることがよくあるの」と語った。ソヴェーツキー・スポルト紙が報じた。