「世界にはトランプ氏が本腰を入れて関係改善を図ろうとしている一連の諸国がある。挙げるとすればイスラエル、トルコ、日本だが、ロシアは私なら一番上に挙げるだろう。」
ブレマー氏の評価では、米露関係の状態は過去30余年で最悪で、米国の外交政策エリートらは全体としてロシアに対して手を差し伸べる状態にない。
トランプ氏はこうした国内の抵抗を克服できるだろうかという問いに対してはブレマー氏は確信をもって次のように語っている。
「これは外交政策ではないか。外交政策では米国の歴代の大統領らは常に大きな影響力を行使してきている。」