トランプ氏、TPP「就任初日に離脱」、方針変えず

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11月21日、トランプ次期米大統領は大統領選後初めて「来年1月20日の就任初日に環太平洋連携協定(TPP)から離脱を通告する」と宣言した。

トランプ氏と17日に会談したばかりの安倍晋三首相や、20日に閉幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)で反保護主義を訴えたオバマ米大統領はトランプ氏の翻意に期待していたが、離脱方針が揺るぎないことが明確になり、日米両国が主導してきたTPPの発効は絶望的となった。
トランプ氏はビデオ声明で、選挙中に発表した、大統領就任直後に「自国第一主義」に基づき実行する「百日行動計画」の中から六つの優先課題を説明。真っ先に「TPP離脱」を挙げた。「TPPはわれわれの国にとって災いになり得る」と批判。その上で「公平な二国間での貿易交渉を進め、米国に仕事と産業を取り戻す」と訴えた。
東京新聞が伝えた。

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