北方艦隊の「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」は、モスクワ時間で8時20分(日本時間で14時20分)に遭難信号を受信し、モスクワ時間で9時45分にはウクライナの船のそばに到着した。
ロシア国防省は、「ロシア人の船員と医師らのチームが、海難事故に遭ったウクライナの船に乗り込んだ。被災者たちには医療援助が施された」と発表した。
船は11月21日に航行できなくなり、2日間漂流していた。船にはウクライナ人7人が乗っており、うち2人が体の不調などを訴えている。
ロシア国防省によると、救助作業は4等級の波と、雷雨、突風により難航している。