10時すぎには32銭円安・ドル高の1ドル=112円25銭近辺まで下げた。月末決済に伴う国内輸入企業などからの円売り・ドル買いが膨らみ、円相場を押し下げた。前日の海外市場でドルが底堅く推移し、東京市場でもドル売りの勢いが限られたため、「ドルの下値の堅さが確認されたとしてドル買いが入った」(国内銀行)との声もあった。
円は対ユーロで続伸した。12時時点では1ユーロ=118円73~76銭と同53銭の円高・ユーロ安で推移している。対ドルの円安につられて伸び悩んだが、ユーロが対ドルで下げ幅を広げ、対円でのユーロの重荷になった。
東京外為(12時) 円、反落 112円
2016年11月29日, 13:20 (更新: 2021年11月12日, 20:04)
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日経新聞によれば、29日午前の東京外国為替市場で円相場は反落した。12時時点では1ドル=112円03~06銭と前日17時時点に比べ10銭の円安・ドル高で推移している。