岸田外相は、日本とロシアは隣国どおしでともにアジア太平洋地域に属していることから、この先、二国間関係の深化に努めることにより、大きな責任を共に引き受けるパートナーとなり、平和と地域の繁栄に力強く貢献していくというポテンシャルを互いに秘めていると指摘している。
岸田外相は、係争諸島の帰属問題を解決し、平和条約が締結されることで両国の大きなポテンシャルが開け、二国間関係の新たなエポックの端緒を開くことが出来ると語った。
岸田外相は、プーチン大統領の訪日を目前に控え、日本とロシアは経済分野での協力実現を目的とした日露省庁間の10余の文書の合意作業を迅速化することで合意していると強調した。
岸田外相は、今回のロシア訪問でラヴロフ外相と会談を実施し、目前に控えたロシア大統領の訪日の総括の最終合意を図ると語っている。