先に、トランプ氏の自宅があるニューヨーク市では、トランプ氏とその家族の警護費用に1日100万ドルを超える経費がかかっていると報じられた。
しかしこの経費は、トランプ氏がホワイトハウスへ移っても大幅に削減される見込みはなさそうだ。なぜならメラニア夫人と息子のバロン君は、少なくとも学年末までマンハッタンにあるトランプ・タワーにある自宅に住むと思われるからだ。
メラニア夫人がニューヨークに残るというニュースは、幅広い社会的反響を呼び、ニューヨークの住民は、ニューヨーク州知事とニューヨーク市長に、トランプ氏がホワイトハウスへ移った後、同氏の家族の警護費用を支払わないことを求める請願書を用意した。
請願書に署名した人々は、「もしこれを決めたのがトランプ一家なのであれば、彼らがそれを支払うべきだ。ニューヨークの納税者ではない。納税者のお金は、道路、学校、交通機関などのために使うことができるはずだ」と述べているという。