ハーバード大学の学者たちは、現在の欧州圏で暮していた7000年前のドイツの農民、8000年前のルクセンブルクとスウェーデンの猟師8人の遺骨からDNAを取り出してゲノムを解析し、その後、現在欧州で暮す2000人以上のゲノムと比較した。
調査結果によると、黒い肌と青い目を持つアフリカの猟師たちが、その後シベリア民族の出身者が加わることになる中東の褐色の目をした牧畜民と交わった約7000年前に、現代の欧州圏で暮していた人々の3つの支系が混合したという。
調査結果によると、今から7500年前に、現在のシリア、イラク、イスラエル領で農業が始まり、その後、中東からの移民が訪れて欧州へも農業が広まったという。
なお先に学者が最もピラミッドが多い国はエジプトではないと発表した。