共同通信によれば、朴氏が大統領就任前に通っていたアンチエイジング専門の医師の勤務先から大統領府がこれらの注射薬を大量に購入していたことは明らかになっていたが、大統領府内で朴氏が使ったことを当局者が認めたのは初めて。イ氏は「美容目的では使っていない」と主張したが、注射目的は明らかにしなかった。
朴氏を巡っては、2014年4月の旅客船セウォル号沈没事故当日に朴氏が姿を現さなかった「空白の7時間」にも美容施術を受けていたのではないかと野党が追及している。
イ医師は、プラセンタ注射を含む、主に美容目的で使われる3種の注射を使ったと認めた。一部は別の大統領府職員に疲労回復目的で使ったと主張した。