急進党のオレグ・リャシコ党首によると、核兵器を引き渡す代わりにウクライナの安全を保証するというブダペスト覚書は機能しなくなった。
一方、同国外務省は一度ならず、ウクライナ政府は核大国というステータスを回復する意向はないと発表している。ポロシェンコ大統領もまた同様の立場を表明している。
ソ連崩壊後独立国となると同時に世界第3位の核大国となったウクライナは1994年11月、核拡散防止条約(NPT)を批准した。1996年6月にはウクライナからロシアに最後の核弾頭が移管された。
なお先に、ウクライナはロシアの領空におけるミサイル発射を準備していると報じられた。