両者の電話会談ではドゥテルテ氏がトランプ氏の選挙勝利を祝福した。
「ドゥテルテ大統領、おまえはよくやっている。おまえを批判するアメリカ人のことで気を揉んでいるのは知っている。だがおまえはよくやっている、その調子で行け」。大統領宮殿での演説の際に大統領はトランプ氏をこのようにパロディ化した。
またドゥテルテ大統領は、「メキシコと米国の国境の問題」についても、トランプ氏の言葉をその独特の調子とともに引用した。
「ワシントンやニューヨークにいるときは、私を探せ、一緒にコーヒーを飲もう。そのときこの問題をどう解決するか何か知恵を貸してくれ、畜生め」とドゥテルテ大統領はパロディを続けた。
トランプ氏との会話の後では自分を「聖人のように」感じる、と大統領。