ボルトン氏は、ロシアの仕業と非難されたヒラリー・クリントン氏のメールボックスが侵入を受けたプロセスには、一切の証拠が残されていないことを疑問視している。大統領選挙の候補者へのサーバー攻撃について米政権側は「ロシアの痕跡」を示す「証拠」を見つけたと公表しており、そのことと事実は食い違う。
ボルトン氏はこれに関して独立した捜査を行なうよう指摘しており、これによってハッカー攻撃にロシアが参画したことが証明された場合、適切な措置をとる必要があると語っている。
ボルトン氏は選挙のプロセスを侵害する試みは深刻な違法行為であることから、これが誰にとって有益であり、誰が虚偽の痕跡を残しうるかという問いに取り組む必要があると指摘した。