演目にはチャイコフスキーやストラヴィンスキー、リムスキー=コルサコフといった偉大なロシアの作曲家らの曲に加え、欧州の作品が入っている。また、今夜、ボルダチョフ氏が首脳会談から霊感を得て作った曲が初披露される。
「私の新たな作品を露日首脳とわれわれの国の友情に捧げた。新作の名前は『アイヌの平和な歌』。そしてこの曲は12月16日、東京のJTのステージで初演奏される」とボルダチョフ氏は述べた。
16日はプーチン大統領の東京訪問2日目。首脳会談は続けられる。会談終了後には、10の国家間文書と15までの商業文書が調印されると見られている。さらに、財界代表者たちは、プーチン大統領と安倍首相が出席する露日ビジネス対話の枠組みで、約50の契約の調印を予定している。
その後、両首脳は柔道の総本山、講道館を訪れる見通し。演舞や伝統的な柔道の技の披露が予定されている。プーチン大統領は2010年度の東京訪問の際にすでに「講道館」を訪れたことがある。
プーチン大統領は講道館で良き友人、著名な柔道家の山下泰裕氏と森元首相と話す可能性がある。