アッバス代表は「国際使節団に対して資料を提出した。これらの資料はチェックされ、受領された。使節団はサンプルを採取し、これを分析にかけるために再度シリアを訪れる」と語っている。
資料とはロシア国防省の専門家らによって採取された証拠で、2016年10月31日、アレッポ州アフリン地区ムレット・ウム・ハウシュ居住区においてイペリットが装填された240ミリ地雷が使用されたことを示すもの。アッバス代表はさらに次のように語っている。
「物質的な証拠(サンプル)はハーグにチャーター便で届けるための財政的な困難が解決されるまで、鉛で封印されシリア人の責任で保管されている。証拠の積み出し時期は現時点では2017年1月をめどとしている。」