それによれば、「2015年3月19日、欧州理事会は、2015年12月31日までに履行される予定であったミンスク合意の完全な履行と制裁の期間を関連付けることで合意した」。
「欧州理事会の12月15日の会合でミンスク合意の履行について評価した上で、制裁をさらに6ヶ月延長させ、2017年7月31日までとすることに道を開いた。これを受け19日、書面の手続きにおいて正式に延長決定を採択した」。
EUのロシアに対する経済制裁は2014年8月1日導入され、同年9月に拡張された。ロシアの武器や民生・軍用の二重用途品および技術の対EU輸出入に関する新規契約が禁じられた。制裁下にはロシア国営銀行とロシアの石油産業も入った。また、ロシアの大手金融機関と欧州の銀行や投資家の協力も大きく限定された。