デンマーク当局は、2017年から段階的に現金を廃止する方針。同プロセスは、2030年に終了する計画。
デンマークのマスコミによると、現在同国のGDP(国内総生産)に占める現金通貨の流通高はわずか2パーセントで、欧州で最も少ない。
現金の段階的な廃止は闇経済に壊滅的な打撃を与える。また非現金取引は、犯罪状況にもポジティブな影響を与えており、デンマークでは2013年から強盗件数が38%減少した。
ノルウェーやスウェーデン などの他の北欧諸国もデンマークの例に続いている。最近5年間でデンマーク経済の現金通貨流通高は25%減少し、現在GDPに占める割合は3-5パーセント未満となっている。
先に日本が日本円で特別融資を提供するかもしれないと報じられた。