20日、米国務省のカービー報道官は、国務省が「ヌスラ戦線」から反政府勢力を引き離すことができなかった理由を記者団に説明した。
報道官は、「ロシアのラヴロフ外相が提起し続けている具体的な問題の件だが、これは『ヌスラ戦線』から穏健派反政府勢力を引き離すことだ。我々はこれについてうんざりするほど話した。
『ヌスラ戦線』がいた地域から去るよう反政府勢力に説得するために我々が全力を尽くさなかったということではない。だが我々は一人一人を把握することはできない。複数のメンバーは、哲学的、あるいは、ただ物理的に『ヌスラ戦線』の仲間に入った、または『ヌスラ戦線が』いる地域からは去らないなど、様々な理由で決めた。これは我々が適切な形で取り組まなかったことを意味しているわけではない」と述べた。