今年1月、セラーズ氏は、膵臓癌のステージ4だと診断されたと報告した。
セラーズ氏の初宇宙飛行は2002年、スペースシャトル「アトランティス」で、ミッション中に宇宙空間へ3度出た。2度めの宇宙飛行は2006年、ディスカバリー号でのこと。全部で23日以上を宇宙で過ごした。
セラーズ氏気候、環境問題に取り組んでおり、気候変動問題の解決策を探していた。
「セラーズ氏は人生を地球を救うために捧げた…。彼の遺産は地球温暖化を警鐘しただけではなく、我々の惑星制御における戦略を、我々はより良いものへと変えることができるという希望にもある」とNASAサイトの死亡記事には書かれている。