2007年グリンカさんは、慈善基金「正義の援助(スプラヴェドリーヴァヤ・ポーマシ)」を立ち上げた。この基金は、ガンにかかり死にかけている人達や貧困にあえぐ人々、ホームレスなどに対し、物質的及び医療援助を行っている。
2015年からは、グリンカさんは内戦下のシリアを、人道援助使節団と共に幾度も訪れてきた。
Лиза Глинка — доктор, для которой не было чужих детей и чужих бедhttps://t.co/qTyu3FH6lJ pic.twitter.com/O9S5ItE1yO
— РИА Новости (@rianru) 25 декабря 2016 г.
今年12月8日には、プーチン大統領は、人権擁護分野での活動で傑出した業績を上げている人物として、グリンカさんに国家賞を授与している。当時クレムリンで催されたレセプションで、グリンカさんは次のように語った-
「明日私は、ウクライナのドネツクに飛びます、その次はシリアです。私達が生きて帰ってこれるかどうか、全く確信がありません。なぜなら、戦争というのは、この世の地獄そのものだからです。」
今日、多くのロシア人は、善と思いやりと慈悲の心をその身で体現した我らがドクター・リーザの死を心から悼んでいる。