翁長知事、辺野古埋め立て取り消し撤回 最高裁での敗訴受け

© AP Photo / Greg Baker沖縄
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沖縄県の翁長雄志知事は26日、米普天間基地の名護市辺野古への移設の件で、沿岸部の埋め立て承認の取り消しを撤回した。政府との訴訟で最高裁で敗訴が確定したことを受けた措置。政府は中断された埋立工事を27日にも再開する方向。共同通信が政府や沖縄県の関係者筋の情報として報じた。

沖縄では今月、米軍新型輸送機オスプレイの不時着事故が起き、反発が高まっている。移設工事の再開によって県民の反発が強まるのは必須。

翁長氏は一方、海底の岩石を壊す作業に必要な許可など知事権限を使って移設阻止を続ける構え。

菅官房長官は26日の記者会見で、再開に必要な準備は整えているとした上で、翁長氏と来年度沖縄進行予算案を巡り27日に面会すると表明した。

沖縄県は26日、関係書類を発送。防衛省沖縄防衛局によると、同局に到着した時点で撤回が発効する。

 

 

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