ルーヴェン・カトリック大学 研究員によると、地球はちょうど50億年後に消滅する。学者らはとも座L2星に関する一連の観察を行い、この結論に至った。
とも座L2星は私達の太陽と実質同様のもので、違いはただ太陽よりずっと後の進化段階にある赤色巨星ということだけ。
「ええ、私達の惑星はただ消えるでしょう。つまり、それまでに巨大な赤色巨星になり、当然容積が大きく増えた太陽に飲み込まれる。太陽のサイズは、外層が火星にまで届く可能性があるほど巨大なものになる」と学者は語る。
進化段階を進んだ結果、死ぬことは、星系にとって普通のことでこれ以上ないほど自然な現象だ。
論文は「Astronomy and Astrophysics」誌に掲載された。