現在、ダイバーを含む捜索隊が、残骸を発見した場所に集まり捜索を続けている。
予備情報によると、ダイバーらが黒海の岸から1マイル、27メートルの深さのところに露軍機ツポレフ154の機体を発見した。
ロシア連邦保安庁によると、テロの兆候はまだ見当たらない。墜落の主な原因としてはエンジンに異物が入ったこと、低品質の燃料、パイロットのミス、技術的な欠陥が考えられている。
ツポレフ154型機が黒海に墜落したのは25日午前。同機には、ロシア軍所属の「アレクサンドロフ記念ロシア軍の歌と踊りのアンサンブル」のメ ンバー64人、ロシアのマスコミ関係者9人、軍人、ドクター・リーザとして有名な、慈善基金「正義の援助(スプラヴェドリーヴァヤ・ポーマシ)」のエリザ ヴェータ・グリンカ会長の乗客計92人が搭乗していた。乗員乗客は全員死亡した。